けめこのなんでもない日 ~我が庭は緑なりき~

庭中心、編み物中心、そして妄想

カレル・チャペックの日曜日

カレル・チャペックの日曜日
カレル・チャペック

短いエッセイが集められた一冊。
彼の文章が、からりと愉快な語り口なのはなぜだろう。

彼の生きた世界は、愉快ではなかっただろうに。

チェコがどんな国なのかとか、
当時の世界状況などを、もっと理解していれば、
より深く楽しめたのではないかと思います。


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台所帖

台所帖
幸田文

幸田露伴に家事を仕込まれたという、幸田文。
その台所仕事はどんななんだろうと思って、
手に取りました。

ちよっとだけ毎日の献立がのっていたのだけど、
すごく質素。
そのかわり、みそ汁の出汁や味噌の種類が毎回ちがう。
オツケモノもちがう。

主婦にとっては恐ろしいものを、読んでしまった。
と、思いました。

最近流行りの、毎日の生活を丁寧に、
とかいうのとも違う、もっと厳しい台所仕事です。

とても真似はできないけれど、
意識の片隅にはおいておきたい随筆集でした。

風の谷のナウシカ

皆さまご存知のアニメ、「風の谷のナウシカ」。
漫画があることをご存知でしょうか。

全7巻、どっぷり世界観にひたりながら、
なんとか読了。
漫画読んで疲れることも、なかなかないんですが、
あまりの重量感にノックアウト。

まず、序盤からナウシカは戦争に巻き込まれていきます。
戦いの場面が、非常に多い。
読んでいて辛くなる。

しかし、原作だとクシャナ殿下の描きかたが
全く違って、ほっとすることもしばしば。
ナウシカとは相反するようなクシャナ殿下ですが、
漫画では、優しく穏やかな顔もみせてくれます。

5巻あたりからはもう、私の頭のキャパシティを
超えてきて、正直一回読んだくらいじゃ、
理解できません。
7巻なんて半分も理解していないと思います。

とりあえず、ざっと読んだので、もう一度ゆっくり
おさらいしたいと思います。

ユパ様とクシャナ殿下の最期の場面が好き。

読んでみる価値がある漫画の一つだと思います。
疲れるけど。

カレル・チャペック童話全集

カレル・チャペック童話全集

チャペックの楽しい童話集。
けっこうな厚さがあったのですが、
かわいい挿し絵と童話だったのもあり、
いつの間にかページがすすんでいて、
本日読了。

この人の文章は、いつも明るくてからっとしている。
ように感じる。
チェコ語では読めないけど。

後書きによると、英語からの重訳だったのを、
チェコ語から直訳したそうです。

私的には、最後の追加されたという二編がよかったです。

チェコにも河童がいるのですね!
河童(水男)は日本同様、ポピュラーな妖怪なのかも。

エッセイも図書館にあったので、
今度はそちらも読んでみます。

まぬけなこよみ

まぬけなこよみ
津村記久子

「季節のことば」を題材にしたエッセイ。
この人の書く文章が、
妹の書く文章と似ている気がするのですが、
気のせいでしょうか。

安定感のあるおもしろさ。
そして、鼻につくものがない文章。
ま、人によって好みはありますが。

鼻につかない、ということは私にとっては大事。